2022年7月1日から楽天モバイルの1GBまで無料が廃止に!(2022年5月更新)
これまでおすすめしてきた楽天モバイルが、新プラン”UN-LIMIT Ⅶ” で「1GBまで無料」を廃止することを発表しました。7月1日から、0~3GBまで1078円(税込) となります。自動で更新されてしまうので、ご注意ください。
スマートウォッチは子供の見守りに便利ですが、通信料はできるだけ抑えたいですよね?
本記事では、まず「OAXIS社のキッズスマートウォッチmyFirst Fone R1 に1GBまで無料の楽天モバイル SIMを入れて問題なく動作するか?」について説明します。
さらに、楽天モバイルが使えるかどうかにおいて最も重要な、”楽天回線エリア”と”パートナー回線エリア”の違いを説明して、パートナー回線で使えるか? について解説しました。
残念ながら楽天モバイルが1GB以下が値上げとなってしまったので、次におすすめのSIM(b-mobile 190PadSIM) を紹介しています。ちなみに、b-mobileは筆者がmyFirst Fone R1で使用しています。
ぜひ本記事を見て、myFirst Fone の通信費をおさえてください!!
myFirst Fone R1に楽天モバイルのSIMは使える?(結論)
筆者の結論は、“楽天回線エリア内で重要な機能は全て使える”です。
以下、順を追って説明していきます。
楽天モバイルのSIMを入れて動作するか?
まず前提として、筆者がテストした場所は楽天回線(楽天自前の回線)エリアの中でした。
普段スマホで使っている楽天モバイルのSIMカードをmyFirst Fone R1 に入れてAPN設定※したところ、位置検索、SOS、ビデオ通話・IP電話等の主要な機能はすべて使えました。
ただし、通話(電話回線)は使えませんでした。もしキッズケータイやスマホを使っている友達と電話回線を使って通話したいという場合は、楽天モバイルSIMは使えないことになります。それ以外の場合は、機能的に問題はないです。
ちなみに、楽天のアプリ(Rakuten Link)なしで通話すると通話料(22円/30)がかかってしまうので、むしろ通話機能が使えないのは好都合です(LINE のようにビデオ通話とIP電話機能があるので、問題なし)。
なお、もっとmyFirst Fone R1 の機能について知りたい方は、こちらにレビュー記事を書いているので、併せてご覧ください。

※ APN設定といっても、説明書通りに新しいAPNを追加して、”APN”の欄に”rakuten.jp” (SIM購入時の冊子に記載のAPN) と入れただけですので、ご安心ください(他の項目は自動で設定されました)。
子供の活動範囲は全て楽天回線エリアに入っているか?
楽天モバイルが使えるかどうかは、子供が常に”楽天回線エリア”内にいるかどうか?にかかっています。
楽天モバイルのサイトを見ると、”楽天エリア回線”と”パートナー回線”について、以下のように書かれています。
パートナー回線エリアは、au回線にローミング接続するエリアです。
楽天の提供するサービスエリアには、楽天の基地局の電波を利用する楽天回線エリアとパートナーの基地局の電波を利用するパートナー回線エリアの2つが存在します。
引用元:楽天モバイル
つまり、楽天回線エリアではない(楽天の基地局から電波が届かない)地域では、楽天が提携しているau回線を使用していて、これをパートナー回線と呼んでいます。
楽天回線エリアは、以下リンク先で確認できますので、契約を検討している方はに確認してみてください。
楽天回線エリアを確認する
myFirst Fone R1 はパートナー回線で使える?

楽天回線エリア外でも、パートナー回線で使えばいいんじゃないの? むしろau回線の方が安定しているだろうし。

鋭いね! でも、結論から言うとパートナー回線では使えない可能性が高いんだ。理由を説明していくね!
確かにパートナー回線であろうと楽天回線であろうと、1GB以下であれば無料です。また、パートナー回線でも5GB(海外は2GB)まで高速通信ができるので、もし無料の範囲を超えても、データ容量的にスマートウォッチでは問題無いレベルです。
一方で、Oaxis のサイトには、以下のように書いてあります。
*ご購入になる前に必ずチェックしてください:
1. NTT(Dプラン)とSB 回線であること。auプラン(Aプラン)はご利用頂けません。
引用元:Oaxis.jp
2. 購入する前に必ず通信会社と動作確認のテストを行うこと
3. 1GB以上のプランをご購入ください。
4. SMS機能付のSIMカードを購入する必要はありません。
5. 3Gまた5GのSIMカードはご利用いただけません。
6. シェアプランは使えません。
7. 速度は最小400kb/s
実際にテストしたわけではないのですが、メーカーサイトにauは使えないと書いてあるので、おそらくパートナー回線(au)は使えないと思われます。
メーカー(OAXIS)が楽天を非対応SIMとしている件
楽天モバイルのSIMは、Oaxis のサイトの非対応SIMカード のリストに入っていますが、非対応の理由に「Band3(1.7GHz)以外、データ通信ができません」と書かれています。
一方、こちらの記事に書かれているように、auでは、Band1, Band18 に対応していないと、つながりにくい可能性が高いです。
auではBand 1, Band 18(Band 26)に対応していることが必須であると思います。特に気をつけなければならないのがBand 18(Band 26)です。auは早い時期から「つながりやすいau」と宣伝して、プラチナバンドと呼ばれるこの周波数帯をメインとして整備していました。逆に言うと、Band 18(Band 26)に対応していないと「つながりにくいau」になりますので注意しましょう。
引用元:telektlist 「日本の全キャリアの4G周波数帯まとめ【楽天モバイル追加】」
つまり、メーカーが言いたいのは、「パートナー回線(au)エリアでつながりにくいので、推奨しません」ということだと思われます。特に、見守り用のスマートウォッチに使う場合は、つながりにくいのは致命的ですね。
楽天エリア内で100%問題が出ないと言い切ることはできませんが、楽天エリア内にお住まいの方は、検討の価値があると思います。
楽天モバイルをmyFirst Fone R1に使う方は、いきなり子供一人のシーンで使うのではなく、まずはしばらく練習して不具合ないことを確認した上で、ご利用されることをお勧めします。
楽天モバイル申し込み時のキャンペーンと注意点
スマートウォッチでキャンペーンを利用する際の注意点を紹介します。
SIMカードが届いて、そのままスマートウォッチに入れて使っていると特典を受け取れないので、ご注意ください。
スマートウォッチでキャンペーンを申し込む際の注意点
どのキャンペーンもRakuten Link(通話用のアプリ) で10秒以上の通話をすることが条件となるため、スマートウォッチで使う場合でも、一度スマホに楽天モバイルSIMを入れてアプリをインストール、Rakuten Link で10秒以上通話をしてください。
次に、開催中の楽天モバイルのキャンペーンをまとめました(2022年4月29日時点)。ただし、端末とセットのものは省いています。
キャンペーン | 公式サイト | 特典 | 期間 | 申し込み時の条件 | 注意点 |
楽天モバイルと楽天銀行を同時に申し込む | 詳細 | 最大3,000ポイント | 5/2 9:59まで | 左のリンク先ページにあるピンクのボタンから、楽天モバイル申し込み開始前に楽天銀行の申し込みが必要。 | 過去に楽天銀行に申し込んだことがある人は対象外 |
楽天モバイルと楽天カードを同時に申し込む | 詳細 | 最大7,000ポイント | 未定 | 左のリンク先ページにあるピンクのボタンから、楽天モバイル申し込み開始前に楽天カードの申し込みが必要。 | 過去に楽天カードに申し込んだことがある人は対象外 |
楽天モバイルと楽天銀行、楽天カードを同時に申し込む | 詳細 | 最大10,000ポイント | 5/2 9:59まで | 左のリンク先ページにあるピンクのボタンから、楽天モバイル申し込み開始前に楽天銀行と楽天カードの申し込みが必要。 | 過去に楽天銀行か楽天カードに申し込んだことがある人は対象外 |
キャンペーンはお得なのですが、申し込み時の条件や、SIMカード入手後にやることも多いので、申し込まれる方は、公式サイトの注記をしっかりご確認ください。
既に楽天カードも持っていて、楽天銀行口座も持っているという方は、こちらからのボタンから楽天モバイルのみお申込みができます。
楽天値上げ後のおすすめは b-mobile の190PadSIM プラン
「楽天エリア内に住んでいない」「楽天の通信品質に不安がある」という方には、b-mobile の190PadSIM (データSIM) をおすすめします。

b-mobile って格安SIMの会社なのかな?
聞いたことないから、なんだか不安だなあ・・・。
こんな人のために、こちらの記事でb-mobileについて説明していますので、合わせてご覧くださ い。

ちなみに、筆者はb-mobile の190PadSIM(ドコモ回線)を使っていますが、特に問題なく使えています。b-mobile はソフトバンクかドコモから回線を選ぶため、myFirst Fone R1 を使える可能性が高いです。なお、メーカーが動作保証しているわけではないですので、ご注意ください。
190PadSIMは、0.1GBまでは209円(税込)、1GBまでは528円という価格設定が非常に使いやすいと思います。筆者は既にb-mobile のSIM を数か月使用していますが、今のところ毎月209円におさまっています。
なお、スマートウォッチ向きのSIMについては、こちらの記事で7社のコスト比較をしていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ
楽天回線エリア内であれば、楽天モバイル のSIMでmyFirst Fone R1 が動作することを確認しました(通話機能は除く。ビデオ通話とIP電話はOK)。
次に、楽天値上げ後におすすめのb-mobile の190PadSIM を紹介しました。
なお、メーカー推奨のSIM以外は動作保証がされているわけではないので、あくまでSIM選びは自己責任でお願いします。
最後に、こちらの記事で楽天モバイルを子供名義で契約する際の流れと注意点を説明していますので、参考にしてみてください。



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