SIMフリーのキッズスマートウォッチにpovoのSIMは使える？

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本記事は、子供の見守りにキッズスマートウォッチ(SIMフリー) を考えている人のために、「povo のSIMが使えるのか？」について解説します。ユーザーが多い「myFirst Fone」と「PTHTECHUS」のキッズスマートウォッチについて、根拠を示しながら説明しているので、ぜひSIM選びの参考にしてください。なお、キッズスマートウォッチ選びも検討中の人は、キッズスマートウォッチおすすめ8選 という記事もあわせてご覧ください。

キッズスマートウォッチにpovo のSIM が使えない根拠を解説

myFirst Fone とPTHTECHUS のそれぞれのケースでpovo のSIMが使えないと考えられる理由を説明していきます。

myFirst Fone シリーズはpovo(au) のSIM に対応していない

現在、日本で一番売れている^※ キッズスマートウォッチであるmyFirst Fone シリーズの公式サイトには、以下の通り、「au回線は利用できない」と書かれています(黄色のハイライトは筆者が追加)。

※筆者の推測です。

「myFirst Fone 」シリーズ商品ご利用いただけるSIMカード

【ご利用にあたっての注意事項】
SIMカードのデータ通信量は2GBでご利用ください。新アプリでは様々な機能を追加したため、従来アプリでの接続時よりもデータ利用量が増加しております。端末が正常に動作するために、Fone OSでご利用の際はデータ通信量を増やしていただく必要がございます。
100MB～1GBの通信プランは、通信速度や容量問題により、非対応です。

・対応回線 ドコモ回線およびソフトバンク回線 (タイプDおよびタイプS)
※au回線(タイプA)およびeSIMはご利用いただけません。

弊社が指定していないタイプのSIMカードをご利用いただいた場合は、製品の保証が出来かねます事、予めご了承ください。

引用元：myFirst Japan 公式サイト 「myFirst Fone」に使えるSIMカードリスト

一方、KDDI 公式サイトのニュースに、povo はau回線を使ったオンライン専用ブランドであることが明記されています(黄色のハイライトは筆者が追加)。

KDDI、沖縄セルラーは、月間データ容量20GBを月額2,480円でご利用いただける、auのオンライン専用の新料金ブランド「povo」を2021年3月から提供開始します。

(中略)

加えて、「povo」では、auの高品質な5G・4G LTEのネットワークを利用するため、安心で快適なデジタル体験をお楽しみいただけます。5Gは2021年夏に対応予定です。なお、キャリアメールには対応していません。

引用元：KDDI ニュースリリース「20GBが月額2,480円、auのオンライン専用の新料金「povo (ポヴォ)」を提供」

以上のことから、myFirst Fone シリーズは、povo のSIMが利用できないことがわかります。

myFirst Fone のSIM については、「myFirst Fone におすすめのSIMと選び方」という記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

PTHTECHUS の推奨SIM にpovo は入っていない

PTHTECHUSのキッズスマートウォッチを販売している、Amazon のページには、以下のように推奨のSIMが記載されています。

日本でのご利用のSIMカード：LINEMO/BIGLOBE/日本通信/bmobile/IIJmio/nuro

引用元：amazon ‎「PTHTECHUS S07-1DJP 商品ページ」

ここには、「au」や「povo」の記載がないため、PTHTECHUS は動作は保証してくれないと考えられます。おそらくトラブルが起きても自己責任ということになりそうです。

PTHTECHUS のSIM については、「PTHTECHUSのキッズスマートウォッチにおすすめのSIMと選び方」という記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。