公式動画でキッズスマートウォッチの新製品「myFirst Fone S4」が発表されたみたいだけど、S4 はどんな特徴があるのかしら?
スクエアタイプ2年ぶりの新作だから、デザインも機能も大きく変わっているよ! 特に僕が評価している点は、以下の5つかな!?
- レイアウト変更によりディスプレイの表示部分が大幅に大きくなった
- ディスプレイがAMOLED方式になり、解像度もアップしてシリーズ最高スペックに
- R2 のみの機能だったマジックボタン※ がS4 にも実装され、さらに使いやすくなった
- カメラが500万画素、広角82度になり、さらに自撮りが楽しくなった
- 新しいクアッドコアCPUの採用で消費電力が20% 減。電池の持ちがよくなった
※一回押し、二回押し、長押しのアクションに好きな機能を割り当てることができるカスタムボタン。「長押しするとママにビデオ通話を発信する」のようにワンアクションでやりたい機能が使える。
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本記事では、2024年12月27日にmyFirst 公式YouTube で発表されたキッズスマートウォッチの新作「myFirst Fone S4」についての情報をまとめました。12月31日現在、日本の発売日や販売価格は未発表ですが、myFirst Japan 休業明けの1月6日以降に明らかになっていくと思われます。その他、スペックの詳細についても新情報を入手次第、本記事に追記していく予定です。
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S4 のデザイン変更をまとめてみた
S4は未発売で入手できていないため、新デザインは公式動画をご覧ください。7:26 にデザインの全体像、9:04 に旧モデル(S3/S3+) とのデザイン比較が出てきます。
おもなデザイン変更は以下の通りです。
旧モデル(S3/S3+) からの主なデザイン変更
- 画面内のセンター上にあったカメラが、画面の外(右上部)に飛び出すデザインになり、ディスプレイの表示部分が大幅に大きくなった。
- 右側面にあった2つのボタンが1つに減った。残したのは「SOSボタン」
- 文字盤上部に「マジックボタン※」が追加された
- 厚みが0.4mm薄くなり14.4mmになった
※一回押し、二回押し、長押しのアクションに好きな機能を割り当てることができるカスタムボタン。「長押しするとママにビデオ通話を発信する」のようにワンアクションでやりたい機能が使える。
旧モデル(S3/S3+) までは、画面の黒枠がとても厚く、筆者のS3の実機レビュー でも「ここがおしい!」と書いていました。そのため、大画面化は非常にうれしい改善です。子供の満足度もかなり上がると思います。
マジックボタンは、2024年モデルのR2 に初めて実装され、とても便利な機能だったので、S4にも追加されたことは高評価です。デザイン的には、文字盤上部にすっきりとおさまっていて、設計は難しかったのではないかと推測します。公式動画中に解説されていましたが、押しやすいように傾斜がついてるそうで、この辺りは実物入手後に感想をシェアしたいと思います。
S4 の新機能をまとめてみた
S4に追加された新機能を以下にまとめました。
S4で追加された新機能
- ディスプレイ方式がAMOLED になり、解像度が348×442ピクセルになってシリーズ最高のキレイさになった
- カメラが画素数5MP、広角82度になり、さらに自撮りが楽しくなった
- マジックボタン(カスタムボタン) が追加され、ワンアクションでやりたいことができるようになった
- カメラの画像処理がHDR(ハイダイナミックレンジ) に対応。明暗差が大きくてもきれいな写真が撮れるようになった
- デュアルバンド(L1+L5) GPS対応。高い建物や山の近くにいるときの位置精度が向上した
- 新しいQuad Core CPU で20%消費電力減。バッテリーの持ちが良くなった
- magiCode 機能が実装(詳細は後述)
- スマートウォッチ上で報酬(“キャロット”というポイント) をもらえるようになり、アバターフレームや壁紙と交換できるようになった
AMOLED方式はR2(2024年モデル) から採用されていて、明るさ、発色の良さが非常にすぐれています。さらに、S4では解像度が348×442ピクセルになり、R2 の360×360ピクセルを上回る高解像度になっています。解像度は高いほど、より細かい部分がはっきりと表示されます。このAMOLEDと解像度アップは、子供たちの満足度を上げることは間違いないと思います。
カメラもR2 同等に進化しました。S3/S3+ まで200万画素だったのが500万画素にアップして、スマホやタブレットなどの大画面で表示しても、よりキレイな写真を撮ることができるようになっています。また、82度の広角レンズになったため、2人の自撮りが余裕で画面におさまるようになり、自撮り好きの子供にはうれしい新機能といえます。
ディスプレイやカメラについてより詳しく知りたい人は、R2の実機レビュー をあわせてご覧ください。実際の写真や図解を使ってどこよりも詳しく解説しています。
マジックボタンは、1回押し、2回押し、長押し に好きな機能を割り当てることができるカスタムボタンです。例えば、「長押しでママにビデオ通話を発信」「2回押しで家族のグループチャットを呼び出す」のようにワンアクションでよく使う機能を呼び出せるので、とても便利です。こちら の記事と動画でR2を使って実演および解説しているので、あわせてご覧ください。
HDR(ハイダイナミックレンジ) は、逆光のように明暗差が大きい場合でもキレイな写真が撮れる処理の手法です。詳しく知りたい人は、以下のキヤノンの用語解説をご覧ください。S4 入手後には、HDRの効果を試してレポートしたいと思います。
HDR(えいちでぃーあーる)
明暗差が大きいときに有効なHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影
見た目にはきれいでも、撮影してみたら空が真っ白になってしまったり、逆に空はきれいに写っても、地上が真っ暗になってしまうことがあります。いわゆる白飛びや黒つぶれといった現象です。明暗差が激しいと、カメラはすべての明るさを写し取ることができないのが原因です。
このカメラが再現できる明るさの幅をダイナミックレンジといいます。明るさの差が大きい場合、明るいところや暗いところも再現できるように撮影する機能としてHDR撮影があります。HDR撮影はHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)撮影というもので、明るさの違う写真を複数枚撮影し、カメラ内やスマートフォン、RAW現像ソフトで合成することで、より明るさの再現幅が広い画像を作り上げます。
引用元:キヤノン 写真用語集
magiCode は、はオリジナルのバイブレーションパターンを作って、送信できる機能のようです。「この振動がきたら、すぐに電話を折り返して」みたいな使い方ができるのかな?と思います。公式動画では、「友達どうしで秘密の合言葉的に使う」という例も示されていました。あまり聞いたことがない機能ですが、使いこなせれば面白いかもしれません。コミュニケーションの手段が一つ増える感じですね。
スマートウォッチ上で報酬(キャロット) がもらえる仕組みも新たな試みです。これまでも、累計歩数の節目ごとに達成度バッジが画面に表示される機能はありましたが、子供の楽しみ的には少し物足りなさがありました。今回の新機能は、よりゲーム感覚にキャロット(ポイント) をためて、壁紙やアバターフレームと交換できるといった遊び心があるようです。カメラと音楽以外にも子供の楽しみが増えるのは、「見守りのために日々身に着けてほしい親」にとっても嬉しいことだと思います。
価格とスペックを既存モデルと比較してみた
S4 の価格、スペック等を既存の主要モデルと比較して一覧表にしました。他のモデルと比較して優れている点を黄色く、注意点を赤く、筆者の予測を青くハイライトしています。また、他のモデルにないS4 の新機能の項目には「★」マークを付けたので、参考にしてみてください。
項目 | S4 | R2 | R1c | S3+ | S3 |
---|---|---|---|---|---|
発売年 | 2025年モデル | 2024年モデル | 2024年モデル | 2024年モデル | 2023年モデル |
定価(税込) | 199ドル(日本の売価は未定) | 29,980円 | 18,800円 | 24,800円 | 24,800円 |
対応するスマホの管理アプリ | myFirst Circle | myFirst Circle | myFirst Circle | myFirst Circle | myFirst Circle |
SIMの種類 | eSIM | eSIM | nanoSIM | eSIM | nanoSIM |
対応SIM | 専用SIMのみ | 専用SIMのみ | SIMフリー ② | 専用SIMのみ | SIMフリー ② |
専用データSIM 月額 (税込) | 月払い:980円 年払い:8,580円(715円/月) | 月払い:980円 年払い:8,580円(715円/月) | 980円 | 月払い:980円 年払い:8,580円(715円/月) | 980円 |
専用SIM 無料期間 | 1ヵ月 | 1ヵ月 | 1ヵ月 | 1ヵ月 | 3ヵ月 |
専用SIM開通方法 | myFirst Circle 内で手続き | myFirst Circle 内で手続き | 公式サイトで手続き | myFirst Circle 内で手続き | 公式サイトで手続き |
文字盤の形 | 四角(スクエア) | 丸 | 丸 | 四角(スクエア) | 四角(スクエア) |
ディスプレイ方式 | AMOLED | AMOLED | TFT | LCD | LCD |
ディスプレイ解像度 ★ | 348×442 | 360×360 | 240×240 | 240×240 | 240×240 |
自動明るさ調節 | 不明 | あり | なし | なし | なし |
常時点灯 ★ | あり | なし | なし | なし | なし |
本体のカラー | 全2色 スペースブルー/ コットンキャンディー | 全5色 アサイー/ コットンキャンディー/ クリームホワイト/ マカロンピンク/ ブルーベリー | 全1色 ライトグレー | 全2色 スペースブルー/ コットンキャンディー | 全2色 スペースブルー/ コットンキャンディー |
CPU(コアの数) | 4 | 4 | 2 | 4 | 4 |
メモリ | 不明 | 1GB | 不明 | 1GB | 1GB |
ストレージ | 不明 | 8GB | 4GB | 8GB | 8GB |
電池容量 | 不明 | 605 mAh | 580 mAh | 650 mAh | 650 mAh |
OS | 不明 | Android 8.1 | 不明 | Android 8.1 | Android 8.1 |
カメラ | 広角 500万画素 | 広角 500万画素 | 200万画素 | 広角 200万画素 | 広角 200万画素 |
カメラのHDR対応 | あり | なし | なし | なし | なし |
音楽再生(MP3) | あり | あり | あり | あり | あり |
保存できる曲数 | 不明 | 約1500曲 | 約500曲 | 約1500曲 | 約1500曲 |
防水・防塵 | IP68 | IP68/水深3m5分間 | IP67 | IP68/水深2m最大1時間 ⑥ | IP68/水深2m最大1時間 |
ウォーターロック・モード | 不明 | あり | なし | なし | なし |
マジックボタン ★ | あり | あり | なし | なし | なし |
心拍数モニター | あり | あり | なし | あり | あり |
バイブレーション | あり | あり | あり | あり | あり |
magiCode 機能※ ★ | あり | なし | なし | なし | なし |
アニメーション壁紙 | あり | あり | なし | あり | あり |
ジェスチャー機能 | あり | あり | 不明 | あり | あり |
カスタマイズ アラーム | あり | あり | あり | あり | あり |
運動量計の 達成度表示 | あり | あり | あり | あり | あり |
ゲーム感覚の報酬制(キャロット) ★ | あり | なし | なし | なし | なし |
音声通話 ③ (音声通話SIM必須) | なし | なし | あり | なし | あり |
ビデオ通話/ IP電話 | あり | あり | あり | あり | あり |
チャット | あり | あり | あり | あり | あり |
グループチャット | あり | あり | あり | あり | あり |
GPSリアルタイム 位置検索 | あり | あり | あり | あり | あり |
デュアルバンド(L1+L5) GPS対応 ★ | あり | なし | なし | なし | なし |
位置記録 (トラッキング) | あり | あり | あり | あり | あり |
SOS通知 周囲の音の録音 | あり | あり | あり | あり | あり |
子供用SNS Circle(サークル) | あり | あり | あり | あり | あり |
お友達追加 | あり | あり | あり | あり | あり |
セーフゾーン | あり | あり | あり | あり | あり |
マナーモード | あり | あり | あり | あり | あり |
専用シリコンケース | 未定※ | 別売り(発売日未定) | 別売り | 別売り | 別売り |
ナイロン替えバンドの取り付け | 可 | 可 | 不可 | 可 | 可 |
公式サイト | 未公開 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※ スマートウォッチ発売後に後追いで発売されるケースが多い
まとめ
2024年12月27日にmyFirst 公式のYouTube 動画で発表されたキッズスマートウォッチの新製品「myFirst Fone S4」の情報をまとめました。デザインの変更点、新機能、既存モデルとの比較 の3つの観点で詳細に解説したので、S4 の全貌が理解してもらえたのではないかと思います。
特に、以下の5点は見守りスマートウォッチとしての基礎性能が大幅にアップしており、筆者は実物に触るのが楽しみになりました。
- レイアウト変更によりディスプレイの表示部分が大幅に大きくなった
- ディスプレイがAMOLED方式になり、解像度もアップしてシリーズ最高スペックに
- R2 のみの機能だったマジックボタン※ がS4 にも実装され、さらに使いやすくなった
- カメラが500万画素、広角82度になり、さらに自撮りが楽しくなった
- 新しいクアッドコアCPUの採用で消費電力が20% 減。電池の持ちがよくなった
引き続き、日本での発売日や価格、その他の情報を入手次第、シェアしていきますので、ぜひまた本記事を見に来てください。
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